オバマ米大統領は1日、米ニューヨーク州ウエストポイントの陸軍士官学校で演説し、新しいアフガニスタン戦略を発表した。その中で、アフガニスタンに3万人の増派を行い、2011年7月から撤退を開始する方針を示した。
要は、人員をがっと増やして、治安を安定させ、なるべく今の状況を打開するという戦略。
国連事務総長が追加増派を歓迎する声明を出したりと、
反応は様々ですが、やっぱりオバマの演説には言葉の後ろに気持ちが感じられて、素直に聴けますね。
以下、演説を抜粋。
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As President, I have signed a letter of condolence to the family of each American who gives their life in these wars.
私は合衆国大統領として、戦争で命を落とした兵士たちひとりひとりの家族に宛てたお悔やみの手紙にサインしてきました。
I have read the letters from the parents and spouses of those who deployed.
私は、召集された兵士の両親や配偶者から送られてきた手紙を読んでいます。
I have visited our courageous wounded warriors at Walter Reed.
私は、ウォルター・リード陸軍病院に収容された、勇気ある負傷兵たちを見舞ってきました。
I have travelled to Dover to meet the flag-draped caskets of 18 Americans returning home to their final resting place.
私は、ドーバー空軍基地に、国旗にくるまれ帰還した、アメリカ人兵士18人の棺を、出迎えました。
I see firsthand the terrible wages of war.
私は、戦争の悲惨な代償を、目の当たりにしてきました。
If I did not think that the security of the United States and the safety of the American people were at stake in Afghanistan, I would gladly order every single one of our troops home tomorrow.
私が、アフガニスタン情勢が及ぼす、アメリカという国家と国民の安全への重大な影響を考えなくてよいのなら、明日、すべての兵士の帰還命令をよろこんで発するでしょう。
So no - I do not make this decision lightly.
ですから、今回の決断を、私は、決して軽々しく行ったのではありません。
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決断は間違うことがある。いくら考えたとしても。
ただ、この決断がなるべく間違いでないことを祈りたい。
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